【結論】人に教えるコツは「何回も同じことを言う」に尽きる

こんにちは!まさとしです。

⬇︎先日こんなツイートをしました

https://twitter.com/swimshachooo/status/1113354392869031937

 

インストラクター
人に教える先生業として、どうやったら人にうまく教えられるようになるんだろう…?

管理職の人
リーダーとして部下を育てていかないといけないんだけど
どうやって教育していけばいいんだろう…?

お母さん
子供がなかなか言うことを聞かない。どうすれば言うことを聞くようになるんだろう…?

 

こんな疑問に答えるべく、

上記のツイートを深掘りしていきます。

ちなみに、

僕は、これまで水泳指導者としてざっくり計算で約1万8千人ほど指導し。

現在は、オンラインスイムスクールというネットスクールで170名を超える生徒を指導しています。

これはおそらく水泳指導者の中では日本一の入会数かと思います。

きっとあなたのお悩み解決にも応用可能なことだと思いますので

是非ご覧ください。

3分くらいで読めます。

結論:人に教えるコツは「何回も同じことを言う」

まず、当たり前の話ですが

 

最初から何でもできる人間はいません。

 

歩くこと、

お箸を持つことだって

 

最初はみんなできなかったはずです。

 

以前「【必見】子供から大人まで!あらゆる成績を伸ばす方法!」でもお話ししましたが、

人間は必ず

 

①できないことができるようになってから、
②それがさらに上手にできるようになる。

 

という段階を経ていきます。

ですが、実はこれにはもう少し詳しい解説が必要ですので

以下、解説していきます。

全人類が経験する3ステップ

あなたにもこんな経験ありませんか?

 

コツ(a)を意識すると、ソレ(望む結果=A)ができる。

しかし、コツを意識しないとソレができない

 

そう、人間は必ず下の3ステップを踏んで「できないことができるように」なっていくのです。

 

ステップ1:コツを意識しても、ソレができない。

ステップ2コツを意識するとソレができるけど、意識しないとソレができない。

ステップ3:コツを意識しなくても、ソレができる。

 

「何回言ったらソレができるの!!」という場合。

 

 

僕の経験上、ステップ1か2でつまづいていることがほとんどです。
(というか3なら既にできている)

 

どういうことか?

具体例を出して解説します。

なお、僕は子育ての経験はありませんが、

例をわかりやすくするために以下の例としてみます。

 

具体例:子供がくちゃくちゃ音を立ててご飯を食べる。ソレをやめさせたい

※「子供」の部分を→「部下」や、「生徒」
「ソレをやめさせたい」の部分を→「あなたの望む結果」
に上手く置き換えながら読んでみてください。

想像ですがこの場合、

 

「口を閉じてご飯を食べなさい」というのがコツ(a)になり、

「くちゃくちゃ音を立てずにご飯を食べれること」があなたの望む結果(A)になるでしょう。

 

しかし、最初のうちは

 

ステップ1:コツを意識してもソレができない
もしくは
ステップ2:コツを意識するとソレができるけど、意識しないとソレができない

 

ので、音を立てて食べてしまうことでしょう。

 

しかし、ここで「何回言ったらソレができるの!!」とブチギレてしまってはNGです。

では、どうしたらいいのでしょうか?

つまずいてるところを要素分解する

ここで必要なのは

 

相手は今、どっちの段階でつまづいているのか?を要素分解し、分析することです。

 

たとえば、ですが僕の考える分析はこうです。

 

ステップ1でつまずいている場合

ステップ1のコツを意識してもソレができない

という場合で考えられるのは、

「まだ幼すぎて自分の口の使い方がわからないんじゃないかな?」

「言われている意味がわからないんじゃないかな?」

と考えます。

 

つまり、「口を閉じなさい」というコツは

その子にはまだハードルが高い要求かもしれない

 

ということです。

ステップ2でつまずいている場合

ステップ2のコツを意識するとソレができるけど、意識しないとソレができない

という場合で考えられるのは、

 

口の使い方はわかるし、

言われてる意味もわかるけど、

そもそもコツを忘れている(まだ無意識レベルに落とし込めてない)

 

ということです。

 

じゃあ最適解はなにか?

ステップ1の場合は、

「ほら!ママの真似して!」といいながら口を閉じてもぐもぐする

などコツを変えるべきかもしれません。

ステップ2の場合は

根気よく「口!音!」と注意する(意識させる)

のが最適解かと思います。

余談:1or2の判断基準は?

こういうことを言うと、

「ステップ1と2のどっちでつまづいているのか、そもそもわからん!」

という人もいるかもしれませんが、

意外と判断はシンプルでして、

「口!音!」と注意して一定時間、ソレができる場合は、ステップ2の段階で。

「口!音!」と注意して「え?」となっている場合は、ステップ1の段階でつまづいている可能性が高いと考えます。

要するに

少しの時間でもできていればステップ2

少しの時間でもできない場合はステップ1です。

そのコツは、本当に望む結果に紐付いていているか?

これは、そもそも論になってくるのですが非常に大切なところになってきます。

今回は、

 

コツ(a=口を閉じてご飯を食べれば)
→くちゃくちゃ音がしない(A=望む結果)

 

ということを例としてだしています。

しかし、たとえばそのコツが

 

「話しながらご飯を食べなさい!」

 

だとするとどうでしょう?

 

そのコツは「音を立てずにご飯を食べる」という望む結果に結びつくでしょうか?

 

話すという行為は必然的に口を開けてしまうので

音はしてしまうでしょうし、

なんならご飯も飛んでいってしまうでしょう
(汚い話ばかりですみませんm(_ _)m)

つまり、どういうことかというと

今回はわかりやすい例で例えたつもりですが

 

これが「仕事」や「指導」「教育」など人になにかを教えるとなると

コツ→望む結果

のようにスムーズに問題解決できるとは限りません。

 

そのため、相手にそのコツを意識させてもなかなかソレができない場合は

「なんでできなんだ!!」となる前に

 

 

自分が相手に課しているコツ・課題は本当に問題解決に結びついているのか?

 

 

を一度自問してみましょう。

 

きびしい言い方ですが

 

要するに相手がなかなかできない原因は、そもそもあなたのコツ(a)にあるかもしれません。

 

ということですm(_ _)m

まとめ

全人類が歩む3ステップ

ステップ1:コツを意識してもソレができない
ステップ2:コツを意識するとソレができるけど、意識しないとソレができない
ステップ3:コツを意識しなくてもソレができる

というステップを踏んでいく。

相手ができない理由

①そもそもそれが意識できない(ハードルが高い)
②そもそもそのコツを忘れている(無意識レベルに落とし込めてない)
③そもそもあなたのコツが望む結果に紐付いていない(そもそもが違う)

ということが考えられる。

じゃあどうするか?

そのため、「なんでできないの!!」と発狂する前に

相手はどの段階でつまづいているのか?

を要素分解し、分析する必要があり。

 

①ならハードルを低くする、コツを変える
②なら根気よく注意(意識)させる
③なら「コツ→望む結果」の対応関係を今一度考えてみる

 

ということですね!

 

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それではまた次の記事でお会いしましょう!

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