⬇︎この記事の動画解説はこちら
キックが2回で止められない…。どうしたらいいんだろう?
今日は、こんな疑問に答えます!
●キックが止められない人。これから2ビートを習得したい人にオススメのドリルをご紹介
●2ビートでキックで止められない人は「2回だけ打つ」というドリルだけやってみる
●なれたら横向き姿勢でもキックが打てるようにする
そもそも2ビートってなに?
2ビート(キッククロール)というのは、
右手をかくとき(プル)に右足を1回だけキックし
左手をかくとき(プル)に左足を1回だけキックする
という泳ぎ方です。
なお、クロールを泳ぐときのキックの回数は
他にも4ビート(4回キック)や、6ビート(6回キック)などがあります。
2ビートはキックの回数が少なく、省エネなため、
長距離スイマーや、長い距離を泳ぐトライアスロンなどの競技に出られる方は
マスターしておきたい必須のテクニックです。
2ビート=キックは2回だけ!
しかし、この2ビート。
実際にレッスンをやっていると
キックを2回で止められない方が結構多いです。
そこで今日は、
どんなドリルを行えば足がキックを2回で止められやすくなるのか?
解説します!
なお、この記事で紹介しているドリルは、
これから2ビートを習得したい初心者の方にも有効です!
是非トライしてみてくださいね♪
余談:なんでキックを2回で止められないといけないの?
Youtubeの方でこんな質問がきました⬇︎
こういった「そもそも論」の質問は非常に大切ですね。
これに、さらに補足をすると
「自分はキックを打っているつもりはないのに、足が動いてしまう」
とどうなるか?
「足がつりやすくなる」と僕は考えています。
キックを打っていないのに足が動いている
⬇︎
力の入力が勝手に起きている
⬇︎
自分が想像していないタイミングで足がつる
足がつりやすい人は、
キックを打っていないタイミングで、自分の足が動いてしまっていないか?
確認してみましょう!
キックを2回で止めやすくするドリル
ステップ1
まずは、下向きの姿勢で大きくキックを左右1回ずつ打つ。
というドリルだけをやってみましょう!⬇︎
このときキックを1回ずつ打つ意識をしたいので、
このときは、膝が曲がっていたりしていてもOKです。
大きなキックでもいいので
左右で1回ずつキックを打つことだけに集中しましょう!
ステップ2
慣れてきたら、ステップ1の大きなキックを横向きの姿勢で行います⬇︎
なお、このときは、下側の足だけをキックします。
(※画像でいうと左足)
横向きの姿勢でも、しっかりとキックを打つ感覚を覚えましょう。
よくあるNG
力みすぎていたり、上半身の安定がとれていないと、
上側の足や上半身がブレてしまいます⬇︎
これが2ビートの時に足が止められずに動いてしまう大きな原因です。
「進もう!」思わず
上側の足や、上半真の安定が取れるくらいの力でやることがポイントです。
ステップ3
ステップ2の横向きキックにも慣れたら、
次はステップ1のキックにローリング(=左右に体を回転させること)を加えます⬇︎
(画像は右側にローリングしている⬇︎)
(画像は左側にローリングしている⬇︎)
以前もご紹介した、ツイストキックです。
ローリングを加えると、キックが増えてしまう人が多いので、
このツイストキックの時にキックが2回でしっかりと止められるように気をつけてください。
なおツイストキックの記事をまだ読んでいない方は、
「【元日本代表解説】クロール (2ビート) の泳ぎ方と練習方法 3」をチェックしておいてください!
ステップ4
ステップ3のツイストキックで、足がしっかりと止められるようになったら
実際のスイムで泳いでみましょう!⬇︎
ここでも、力むとキックが増えやすくなるので、
最初のうちはゆっくりと丁寧に泳ぐことがポイントですよ!
今日の記事が
少しでも「タメになった!」という方。
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それではまた次の記事でお会いしましょう!
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