恐怖!「大きく泳ぐ」こと罠

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あなたは「DPS」という練習をご存知ですか?

今日の話なんですが、
あなたは「DPS」 という練習をご存知ですか?

このDPSとは、なんなのか?と言うと、
「ディスタンスパーストローク」の略です。

どんな練習か?と言うと、

あなたが、25Mを仮に20ストロークで泳げたとします。

スタートからゴールまで、
クロールで20ストロークで泳げたとして、

20ストローク→18ストローク→16ストロークとだんだん数が少なくなっていく…。

これはつまり、以前よりストロークの効率が良くなってるって事になるんです。

前まで20ストロークで25 M 泳いでいたものが、
25 M 16ストロークで泳げるようになった。

これはストローク効率、
つまり1ストロークで進んでいる距離が長くなったということで、

ストロークの効率が良くなったということになります。

DPSはそのストローク効率を上げるための練習です。

しかし、このDPS 。
練習の目的や、本来のやり方を間違えてしまうと
単なる「ストローク減らし」の練習になってしまいます。

DPS で大事なことは
「1ストロークで進む効率」を上げることであって、
「25 M の中でストローク数を減らす」っていうことではないんです。

DPSのよくある間違いとは?

DPSの練習をしている生徒さんで非常に多い間違いが

1ストロークでできるだけ長く、大きく、伸びるように泳いでしまうことです。

この泳ぎはあまり良い泳ぎとは言えません。

なぜ良くないかと言うと、
1ストロークで
大きくを伸びようとするとあまり、
体のブレや、軸のぶれも一緒に大きくなってしまうからです。

これでは普段泳いでいる練習、普段泳いでいるクロールとは言えません。

では良い泳ぎとは、どういうことなのか?

DPS の練習で必要なことは、
「頑張ってストロークの数を減らす」のではなくて、

「普段を泳いでいるような泳ぎで自然とストローク数が減っていく」

ということが本来の姿であると僕は考えています。

その泳ぎは、普段泳いでいる泳ぎか?

いかがでしたでしょうか?

ストローク数を減らすことを第一目的とするのではなくて

普段泳いでいる泳ぎ方で、ストローク数が減っていくと良いですね!

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