水泳 長く泳ぐコツ・キャッチアップクロール【長距離元日本代表解説】

長距離を泳ぐ必須テクニック

今日は、長距離を泳ぐ(長く泳ぐ)為に必須のテクニックをご紹介します。

この記事でわかること

●長く泳ぐコツは「キャッチアップ」にあり!
●手が前で待ていない泳ぎは、長く泳ぐには不向き
●手を前で待たせることで、水中を滑る(伸びる)時間を伸ばすことができる!

こんな人にオススメ

☑︎長く泳ぐコツを知りたい方

☑︎ゆっくり泳ぐ、ゆっくり長く泳ぐ方法を知りたい方

☑︎楽に泳ぐ方法を知りたい方

このような方は是非ご覧になってくださいね!

キャッチアップクロールってナニ?

キャッチアップ=catch up

その名の通り「追いつくこと」です。

水泳においてのキャッチアップとは、

すなわち左右の手が前でそろうこと(追いつくこと)を意味します。

後述しますが、手が自分の前で待てないということは、

手をどんどん回すことになります。

その為、手をかく回数(ストローク数)が増えます

つまり、手が自分の前で待てないことは、長い距離を泳ぎたい人には不向きであるということが言えます。

初心者の方は、往々にして自分の左右の手が前でそろうことなく、次のストロークをしてしまいがちです。

なので、初心者の方にこのドリルをよくやってもらうのですが。

僕の指導経験上、実は100mを1分20秒で泳ぎ続けられる上級者の人も

意外とこのキャッチアップができていないことが多いです。

今回はキャッチアップの中でも初心者向けの方の練習方法をご紹介します。

キャッチアップクロールの練習方法

まずは立った状態で

練習方法は、まずは立った状態で

自分の手と手が触れたら、ストロークをスタートさせる。

という練習を行なってみましょう!

①手をかく

②手と手が触れたら

③反対側の手もかく

実際に泳いでみる

水中(前)からみてみるとこんな感じ。

①手をかく

②手と手が触れたら

③反対側の手をかく

立った状態ではできるけど、いざ泳いでみるとできない。
という方が非常に多いです。
先程練習したとおり
自分の手と手が触れたらストロークをスタートさせましょう!

水中(横)からみるとこんな感じ。

①手をかく

②手と手が触れたら

③反対側の手をかく
お手本画像では呼吸はしていませんが
呼吸をした時もしっかりと前で手が待ていることが大切です。

キャッチアップクロール:悪い例

手を前に残している=水中を滑っている(伸びている)シーンです。

①手をかく

手が前に残っていない(手と手が触れていない)
このように入水してからすぐにかいてしまうと、水中で滑るフェーズがなくなってしまうので

長い距離を泳ぐには不向きとなってしまいます。

注意しましょう!

キャッチアップクロール:最終的なイメージ

最終的はこのように

①手をかく

手と手が触れそうになったら、反対側の手をかく
このように、真ん中で自分の手と手を触れさせることなく、
手が揃いかけた瞬間にストロークをスタートできるようにしていきましょう!

最後に長距離を泳ぐ人にむけてオススメの記事を紹介しつつ、この記事を終えたいと思います。

その①
▶︎ダウンロード可。長距離をはやく泳ぐための練習メニューを知りたい方はこちら

その②
▶︎データも公開。目標タイムを突破するために、練習では何秒で泳ぐべきか?知りたい方はこちら

その③
▶︎画像で解説。長距離を泳ぐ必須テクニックである、2ビートクロールを習得したい方はこちら

その④
▶︎ブログやYoutubeでは伝えられないマル秘テクニックを知って、こっそり上達したい方はこちら

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