先日アマゾンでHyppr(ハイパー?)というブランドの充電器を買いました。
家にいる時はMBP(MacBookPro)純正の充電器があるのですが、仕事柄出先でも動画編集をすることが多く、電池の消耗が激しいため購入。
しかし、結論からいうと失敗しました。
この記事では、僕がHypprの充電器を買って失敗してしまった件について書いていきたいと思います。
これまで外出用に使っていた充電器
僕がこれまで外出用に使っていたのが、RAVPower(ラブパワー)の2ポートタイプの充電器。
2ポートともUSB-Aタイプで、最大出力は24W。1ポートはiPhone、もう1ポートはMBPを繋げて充電。という使い方をしていました。
ところがどっこい、24Wという出力はiPhoneの充電くらいであれば十分ですが、MBPを充電しながら使用するとなるとパワー不足でゴリゴリ充電が減っていってしまうのです。
うん、、、充電とは?←
しかし、それもそのはず。これは後から知ったのですが、MBPは最低でも30Wの出力を推奨しているそう。24Wなんかじゃ当然足りない。
「とりあえず2ポート充電できればいいや。1,000円くらいだし。」と思って買ってみたのですが、そりゃあ充電してるのに電池減っていきますわな。
とりあえず、「とりあえず」でモノを買った当時の自分を殴ってやりたい←
今思えば、「PCの充電がロクにできない。」というラブパワー2ポート充電器を買った時点で失敗談だったわけですが、
当時はガジェット(電子機器)関係の知識が薄かったというものもあり、そこは自分を甘く見てあげることとして←
この充電器を買ってから約2年が経ち、それなりにガジェット系の知識も付いた(はず)なのに今回また失敗してしまったわけです…。
なにしてんねん自分…。
Hypprの充電器のスペック
今回僕が購入したHypprの充電器のスペックは以下の通り。
✓ポート数:2個口。1USB-Aポート、1USB-Cポート
✓最大出力値:65W
✓価格:3,000円くらい
✓大きさ:縦5.7cm 横5.7cm 厚さ3.1cm
「Hyppr」というブランド名自体、あまり聞いたことがなかったため正直不安もあったんですが、最大出力値が65Wということは、前述したMBPを充電しながら使用するための最低30Wを大きく超える=パワー的にも申し分ないですし、サイズ感も以前使っていたラブパワー2ポートと大差ない。
USB-Aポートの方は、以前から使っていたAnker(アンカー)のUSB-A to USB-Cケーブルをそのまま利用できるし、USB-Cポートの方は、iPhone11Proを購入した時に付いてきた USB-C to Lightningケーブル(iPhone充電できる端子)を利用可能。
ミリマリストとまではいかないけれど、あまり無駄なモノは買いたくないマンなので、手持ちのケーブル類を活用するとなるとこのHypprの充電器がベストバイだと思ってドヤ顔で購入しました。
Hyppr到着。ワクワクしながら使ってみる
アマゾンプライム会員なため、翌日には充電器が届き早速カフェで充電器を使ってみる。
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充電、減るんだが?
「おかしい。どうもおかしい」と思い、真顔でパソコンを再起動。
再度接続し、使ってみる。
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充電、減るんだが?(2回目)
「え?この充電器確か出力65Wだったよね?やっぱり値段的におかしいと思ったんだよなー。他社製品でこのスペックだともう1,500円くらい高いもんなー。騙されたー。」と思いながらも悔しいため販売ページを確認。
【USB-A + USB-Cで2台同時に急速充電】USB-CポートとUSB-Aポートを備えていて、1ポート利用時は最大65W、2ポート利用時にはType-Cの出力は45Wに達し、USB-A出力は12W(5V,2.4A)に達します。
アマゾンより引用
【USB-Aの出力は12Wに達します。】
ええええええええええええ。
まさかのUSB-Aポートからは12Wしか出ない問題。
「『12Wに達します』とかいかにもスゴそうな言い方してるけどめっちゃ非力やん…」
「12Wは流石に非力すぎやろ…非剛力彩芽やん…。いや、それは違うか…。」とあまりのショックに意味不明な言葉をブツブツつぶやきながらカフェを後にしました。
その後、自宅でUSB-C to USB-Cケーブルに変えて、USB-Cポートにさして充電してみると…無事に充電できた。これはちょっと嬉しかった。
結論:説明文よく読もう
オチは僕が商品説明をよく読まずに買ったからで、Hypprの充電器はふつーにコスパ良き商品でした照
ちなみに後日談として、このままではせっかく買ったHypprが使い物にならないので、結果としてAnker(アンカー)USB-C to USB-Cケーブル を買うハメになった笑
新しいケーブルを買いたくないがためにHypprの充電器を買ったのに…。
まあ、これもいい経験ですね(ポジティブ)
Hypprの充電器を買うべき人
次に、Hypprの充電器を買うべき人についてまとめていきます。
1:値段が安い+コスパの良い充電器を探している人
なんといっても値段が安い。約3,000円で、60W超えるパワーをもち、さらにおまけ的にUSB-Aポートもついてくるの充電器はざっと見た感じHypprくらいです。
ラブパワーの60W超え充電器も同じく約3,000円程度で買えますが、こちらはUSB-C 1ポートのみ。これでは若干、拡張性が低くなってしまいます。
2:ブランドをあまり気にしない人
Anker(アンカー)、RAVPower(ラブパワー)、AUKEY(オーキー)などなど、いろんなブランドがありますが、Hypprというブランドがどんなブランドなのかよくわからない。
そしてなんて読むのかわらないという点は少しデメリットですね(「ハイパー?」であってるのかな)。
僕のように「まぁ、ふつーに使えるならいいか」という人にはオススメです。
3:一度に沢山のデバイスを充電しない&速さを求めない人
これまで紹介してきた通りこのHypprの充電器は2ポートで、1ポートはPCなどのパワフル充電可能。もう1ポートは非力ながらも充電できる仕様です。
そのため、僕のように「iPhoneとPCくらいが充電できればいいや」という人にはオススメです。12Wポートはたしかに非力ですが、iPhoneの充電くらいならストレスなく充電可能です。
しかし、「iPhoneと、iPadと、PCと、、、」と1度に沢山のデバイスの充電を求める人や、「もう1つのポートでもとっとと充電させたい!」という人にはオススメできません。
このような強欲さんは、
ラブパワーのUSB-C x2ポートかつ90Wの充電器や、
LilNoB Share(USB-C x3ポート+USB-A x1ポートで65Wでさらに卵サイズを実現した充電器)がオススメかと思いますん。
ガジェット関係はオーバースペックでももったいないし、アンダースペック?だとワークをしていてストレスを感じるし、この辺りは自分自身のスタイルにあわせて考えていきたい所ですよね。
僕はしばらくはHypprの充電器でいいかな。(…買っちゃったし)