こんにちは!まさとしです!
僕のことを知らない方のために、簡単な自己紹介をしておくと。
僕は、1500M自由形という水泳最長種目を専門としていました。
成績としては、全国優勝を4回、日本代表に2回選出されました。
伸び悩み。水泳やめたい。そして突破。
僕の1500Mのタイムの推移なのですか、以下のような感じでした⬇︎
●高校2年時
→15分47秒
●高校3年時
→15分46秒
●大学1年時
→15分49秒
(※記録はすべて50Mプール)
ご覧の通り、完全に伸び悩んでいます笑
しかし、その後の記録は⬇︎
●大学2年時
→15分32秒
→15分27秒
→15分21秒
高校2年〜大学2年までの間は、良い成績を全く残せませんでした。
しかし、一転して大学2年から僕に一体なにが起きたのか?なにを意識したのか?
興味のある方だけ、この先もご覧ください。
余談:「水泳やめたい」しか考えられなかった
高校3年→大学生になると、週10回もの練習をし、週に100キロ以上泳いでいました。
大学は明治大学という、いわゆる水泳の強豪校にスポーツ推薦で進学しました。
当時の僕は、見事に伸び悩んでいたので、
推薦で進学したくせに結果は出ない。
でも練習は週10回もあり、しかも、長距離選手だから練習時間も人一倍長くてキツイ。
もう、とっととやめてしまいたい
このことしか、考えられませんでした。
どうやって伸び悩みを突破したか?
実は4つくらい、あるのですが、シンプルにいうと、
フォーム(泳ぎ方)うんぬんより、考え方=思考法を変えました。
今日は、その中の1つをご紹介します。
自分のことを知れ
はい。そのままです。
こういっちゃアレなんですが
はじめて全国優勝した時のことを思い出してみると
「なんで優勝できたのかわからない」
というのが、正直な感想でした。
もっといえば、自分がなぜ速くなったかわからない
逆をいえば、
だから、大学2年までなぜ自分が速くならないかわかりませんでした。
つまり、当時の僕は自分のことを知らなすぎたわけです。
中学高校生までは身長も伸び、パワーもスタミナも勝手に向上していきました。
しかし、高校高学年になって、体の成長が止まるなると、当然今までのようにはいきません。
そういった視点が、当時の僕には全くと言って良いほど欠けていました。
つまり、体の成長は止まっているのに、やり方(考え方)はそのまま。
そりゃあ伸び悩むに決まっていますよね泣
余談:水泳の上達マップ作成しました。
伸び悩みや水泳をやめたいという気持ちになっている人にむけて、
「速くなるための考え方」をまとめたモノを用意しました。
ひとりでも多くの力になれると幸いです。
自分を知る具体的な方法
ここまでの話を整理しておくと、
「水泳やめたい」って言っている人ほど、自分のこと知らないし
そもそも、自分のことを知ろうとすらしていないんじゃね?
だからタイムが伸びないし、だからやめたくなるんじゃね?(僕がそうだった)
ということですね。
となりそうなので、
伸び悩みを突破した時に、僕が実際に行なっていた方法をご紹介します。
準備体操しっかりやれ
結論からいうと、準備体操を見直しました。
「練習」というと陸トレや、水中トレーニングのことを考えてしまいがちだったのですが、
「いやいや、練習場所にきて一番最初に行うのは準備体操じゃね?」
と思い、準備体操から見直してみました。
ここで、準備体操するときのポイントが2つあります。
2:自分の体の声を聞く
以下、1つずつ解説していきます。
1:チームメイトとあまり話さない
準備体操中のおしゃべりはとても楽しいのですが笑
練習中や、泳いでいるときに話さないように、
準備体操からチームメイトとは極力話さないようにしました。
集中も乱れてしまうので。
2:自分の体の声を聞く
1の「体操中に話さない」ということで余った分の能力(リソース)を
自分の体の声を聞く
という作業に注力しました。
これが、なかなか難しかったのですが
約10日くらいで、自分の身体の声が聞こえてくるようになりました。
「…なんかここが変な感じする…。」
といった具合に。
それがわかるようになった後は、体操していて
「ここがなんか変だから、こんな動きしたら、この変な感じ治るかも?」
ということができるようになり、
そのうち
「……あ、治った笑」
と、自分で自分の違和感を修正することができるようになりました。
つまり、自分の中に1つの基準を明確に設けられるようになったのです。
そのあたりのことはこの動画でも解説していますので
よろしければ、ご覧ください⬇︎
他にも自分自身のデータ分析も行いました。
ご興味のある方は併せて参考にされてください⬇︎
余談:「なんとなく調子が悪い」が改善
この違和感の修正が自分でできるようになった後、
泳いでいて「なんか調子が悪いなぁ」で何も出来ずに終わってしまう。
ということが格段に減り、練習、そして小さな試合でも
「ある程度一定のパフォーマンスで泳ぐ」ことができ、
大きな試合でそれなりの結果が残せるようになりました。
これまで「なんか調子が悪い」といって
目に見えないモノ、触れられない(どうしようもない)モノとして
ざっくりと片づけていたり、最初から諦めていたものも、
自分の身体の声に耳を傾け、自分の違和感を感じとり、気付き、自分の身体の中に”基準”を設けることで
これまで目に見えなかったモノが、
目に見えるモノ、触れられるモノとなった瞬間でした。
まとめ
1:「やめたい」より前に、「当たり前のこと」をやっているか?
体の成長は止まる。もしくは退化していく。
これは避けられない事実。
だとしたら、今までと同じアプローチ(やり方)じゃダメ。
じゃあどうするか?
2:自分のことを知ろう
自分の体の声を聞こう。
自分の体を、自分が一番上手に運転できるドライバーになろう。
【具体的には?】
➡︎準備体操をしっかり行おう
3:体操するときのポイント
①チームメイトと話さない
②その分のリソースを自分の体の声を聞くことに集中
理想は、違和感を自己修正できるくらいまでにする。
そうすることで、「なんか調子悪いなぁ」という日が格段に減る。
こんな感じでした。
この記事を読んで、少しでもあなたが
「もう少し水泳がんばってみよう!」
「これなら伸び悩みを突破できそう!」
と思ってくだされば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ここで紹介されていた準備体操のもっと具体的な方法や、思考法を学んで
1日でもはやく伸び悩みから脱出したい方はこちらをどうぞ⬇︎
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それではまた次の記事でお会いしましょう!