先日こんな相談をもらいました↓
情報発信していると、こういうお悩みがめっっっちゃ届くんですよね。
今日はこんなお悩みに対して23歳で起業し、現在8年となる僕がお答えしていきたいと思います。
テクニック的な方法論と、それを踏まえた上で僕の思う考えの2つの側面からお話していきたいと思っていますので、今「何をしたいかわからない、何からしたら良いのかわからない」と絶賛お悩み中の方は読んでみていってください。
やりたいことの見つけ方:学べ
まずは前提としては「学べ」ということです。
(ちなみに「なんかそういう『学ぶ』とか、そういうのも嫌なんだよな」という、わがままボーイ&ガールは本記事の後半にある「なんでも良いから、とりあえずやってみる」だけ読んでみてください。)
僕は、人間の悩みの大半は、人に教わったり、本を読んだりして =学ぶ ことによって解決することが多いと思っています。
なぜなら、人間を取り巻く環境は変化したかもしれないけど、人間の脳が100年前と比べて2倍の大きさになった!みたいな肉体の変化はしていないから。
つまり、「今あなたが悩んでいること=昔も人も当然悩んできた問題=解決策ある」ということだと僕は考えています。
余談:車輪の再発明
あなたは「車輪の再発明」という言葉を知っていますか?
「確立されている技術や解決法を(知らずに、または意図的に無視して)再び一から作る」という意味です。
僕は普段水泳を教えているので、水泳で例えるとこんな感じ↓
「Aさん:『みて!30年かけてめっちゃ速く泳げる泳ぎ方発見したよ!ホラ!!というので見てみたら、その泳ぎはクロールだった」みたいなオチです。
これは極端な例なので、「そんなことあるわけw」と思うかもですが、先人に学ばない、誰かに教わらないということで、車輪の再発明をしている人は意外と多いのではないかと思っています。
車輪(答え)はあなたの目の前にあるかもしれないのに。
どこから、どう学ぶか?
一言で「学べ」といわれたところで「どこからどう学んだら良いの?」って話ですよね。それをこれからお話していきます。
僕のオススメは本を読んでみること。特に、自分と向き合うことのできるワークが付録としてついている本が良いと思います。
オススメの本①
①:好きなこと(情熱)
②:得意なこと(才能)
③:大事にしたいこと(価値観)
「上記の3つのレンズが合わさっている所を探した方が良いよ」っていう考え方は非常に面白かったです。
最近では「好きなことで生きていく」というキャッチフレーズがあったりしますよね?
やりたいことを考えるとき、大半の人が「好きなこと」や「得意なこと」という基準でしか考えていないように思います。
そこに「大事にしたいこと」という価値観のフィルターをかけることによって「確かにボンヤリとしていたものがクリアになるなぁ」と思いました。
ちなみにこの本を書かれている方の自己理解メソッドの大元は、ストレングスファインダーというメソッド?本?から来ているようです。
自己理解の本家本元の方に興味がある人は、こっちの方を手に取ってみるのが良いかも知れません↓
オススメの本②
「7つの習慣」という本を読んでからの方がより効果的かと思いますが、本の中のワークが目当てならこれだけでも良いかも。
✓ Have,Do,Beリスト:手に入れたいモノ・コト、したいこと、どう在りたいか?のリスト
✓「余命1年」行動リスト:あなたの余命が1年だとしたらなにがしたいか?のリスト
✓「あと100年人生」行動リスト:あと100年生きれるとしたらなにがしたいか?のリスト
こういう質問(ワーク)が本についているのでそれにひたすら答えながら自分と向き合うことができて楽しいです。
ちなみに僕は、スマホのメモに上記のリストを転記して、いつでも見返せるようにしています。
そうすることで、「これは今すぐ実行できるのに、行動してないことだな」とか、「無意識のうちにこんなことを諦めていたのかも」とか「あぁ、こんなことをこれまで叶えてこれたな」とか自分の発見や、自己肯定感に繋がっています。
【番外編】グッドポイント診断
求人・転職系の大手・リクナビNEXが提供している「グッドポイント診断」というサービスを活用してみるのも良いかもしれません。無料でできますし、こういうサービスを通して自分を知れるって、なんか占いとか心理テストみたいで楽しいですよね↓
やりたいことの見つけ方:なんでも良いからとりあえずやってみる
さて、ここまでは「なにか悩みがあるなら本やワーク、診断テストを通して自分のやりたいこととか、強みをさがしてごらん」という、いわばテクニカルな方法論での側面からやりたいことの見つけ方をお話をしてきました。
ここからは、それらを踏まえた上で僕が考える「やりたいことの見つけ方」についてお話していきたいと思います。
それは、「何でもいいから、何かやってみる」「どこでもいいから、とりあえず就職してみる」ということ。
なんでか?っていうと、「何かをやっている最中にでやりたいことが見つかる」という自然発生的なパターンもあると思ってるからです。
さっきまでお話していたのは、ワーク等を通して、やりたいことを"探す"という、「まず行きたいところ(ゴール)を見つけてから走り出す」というイメージ。
今話しているのは、何かをやっている内に、自然にやりたいことが"見つかる"という、「走りながら考える」というイメージ。
たとえば、
仕事の中でいきなりマーケティングの「マ」の字もわからないのに配属されてしまった。
そこで仕事をする中で「こういう風にビジネスって仕掛けられているんだな」などを知れた。
「じゃあうちの会社の商品はどう仕掛けようか?」と考えた。
そして、それがヒットした。その時に「すごい嬉しい、楽しいと思えた」
↑こういうパターンも当然あるはずだからです。
「『道』は後ろにできる」という考え方
上記のような、自然発生的なもの。それが「道」だと僕は思っています。
今、やりたいことがなかったり、見つけられずに悩んでいる人の多くは、「どの道に行ったらいいか?」ということに頭を抱えているのではないでしょうか?
「どの道に行ったら良いか?」ではなくて、「とりあえずなんでも良いからやってみる(走ってみる)→走っていく中で、楽しさや良さを見出す。そうして走ってみた結果、パッと後ろを振り返ってみたら道ができていた」という考え方もありなんじゃない?ということです。
みんな「道」って最初から目の前あるように思いがちですけど、自分が通ってきた後ろにしか道はできないと思うんですよね。
なので、実はあなたがどの道にどう進もうが全部正解。
仮にダメだったとしても、全部そこに道(経験)は残るのだから。
追伸
数日後、相談者さんからお返事をいただきました!
なんか感動しましたありがとうございます😭
とりあえずいろいろなところの説明会を受けてみようとオモいます!なんか気付くこともあるかもしれないし!
僕は僕なりの表現しかできないけれど、僕の言葉で少しでも前に進めそうなら嬉しいです。
考えただけで、悩んだだけでは当然問題は解決しなくて、結局は行動することでしか現状は変わりません。
その点、質問者さんは「このままじゃダメだ」と思い、僕に相談という行動を起こしただけ素晴らしいと思います。
さぁ、次はあなたの番。
あなたはどんな行動から始めますか?
ではまた!
本記事で紹介したものまとめ
グッドポイント診断