⬇︎この記事の動画解説を見たい方はこちら
今日は、水泳初心者の方なら必ずといっていいほどつまづいてしまう。
クロールの息継ぎの仕方(呼吸・ブレス)について解説していきたいと思います。
●結論として、呼吸は真上まで向いてしまえばいい
●「息継ぎ=顔をあげる」ではない
●「息継ぎ=体を回転させる」こと!
この息継ぎ練習方法はこんな人にオススメ
☑️クロールを泳いでいて苦しい人
☑︎息継ぎ(呼吸)の時に顔が上がってしまう人
☑︎なかなか息継ぎ(呼吸)がうまくできない人
☑︎息継ぎ(呼吸)のときに下半身が沈んでしまう人
☑︎反対側の息継ぎ(呼吸)もできるようになりたい人
そういった方は是非このドリルをトライしてみてください。
なお、クロールを泳いでいて苦しい人は
息継ぎのタイミング(リズム)を一定にすることで改善することが多いです。
こちらの記事も併せて参考にしてみてください⬇︎
息継ぎ:悪い例
まずは悪い例の息継ぎから見てみましょう。
下の写真をご覧ください⬇︎これのどこが悪いのか?あなたはわかりますか?
…これの悪いところは顔が水面より上がってしまっている(顔が立ってしまっている)という点です。
ではなぜ、息継ぎのときに顔が上がってはいけないのでしょうか?
理由は2つあります。
息継ぎのときに顔が上がってはいけない2つの理由
理由①:腰(下半身)が沈んでしまう
まず、1つ目の理由として、顔が上がることで体のラインが斜めになってしまうため、
腰、足が沈みやすくなってしまいます。
水泳の基礎的な要素として、
水に浮くためには体のラインを水平に
逆に
水に沈むためには体のラインを垂直にする必要があります。
なお、そのあたりはこちらでも解説しています⬇︎
理由②:口の中に水が入ってしまう
顔が上がってしまっているせいで、
息継ぎをする時に同時に水を飲んでしまいやすくなってしまうためです。
息継ぎと同時に水を飲まなくするためにも、なるべく顔は水面と水平にする必要があります。
ではどのようにして、
顔をあげずに、顔を水面と水平にする練習をすればいいのでしょうか?
補足:息継ぎ以前に息吐けてる?
息継ぎをしたい!息を吸いたい!
この気持ちはわかりますが、息継ぎは息を吐くのと吸うのがワンセットです。
僕の水泳指導経験上「息継ぎができない!」という場合、
そもそも息を吸う前に息が吐けていない
というケースも多々あります。
息継ぎがなかなかうまくいかないなと思っている方は息を吐く練習もしておいてくださいね!
参考までにこちらの動画もどうぞ⬇︎
息継ぎの練習方法
「息継ぎのときに顔が上がってしまう」
そんな方におすすめのドリル(練習)は、
片手クロールの要領で上向きまでひっくり返ってしまうというドリルです。
息継ぎの練習方法
①片手クロールをスタートします
②ローリングに合わせて、体も上に傾けていきます。
③そのまま上に向いてしまいます(背泳ぎのような姿勢になる)
つまり、下向きから180度回転し、真上までひっくり返ってしまうということです!
こうして上までひっくり返ってしまうことで水平をキープをしたまま呼吸をすることができます。
片手クロールをする時に顔が水面から離れないようにするということがポイントです!
息継ぎ:良い例
では、良い例の呼吸をみてみましょう。
顔が水面と平行になっていることが分かるでしょうか?
先ほどまでは、体を真上まで向けて、180度回転していましたが、
今度は真横まで。
つまり、90度回転までに抑えるようにしてください。
呼吸をする時のポイントは、
顔をあげて呼吸をするというイメージではなくて
体を回転させて呼吸をするようなイメージで行うことです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このドリルをやってもらうと
これまでうまく呼吸できなかったけれど
「うまく呼吸できるようになりました!」
と、なる生徒さんが非常に多いです!
是非トライしてみてくださいね♪
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